2023/10/10 13:25

こんにちは。

MUKU-ANのシュラです。

大分、ブログがご無沙汰していました。

秋めいてきましたね〜🍁


現在、MUKU-ANで取り扱いをしています、無名異焼(むみょういやき)ですが、今回別注をかけさせて頂き、オリジナルのコップが完成しました。

無名異焼とは、佐渡金銀山中より産出する酸化鉄を含む鉱物を無名異(むみょうい)と言い、それを陶土に用い、高温焼成したものです。

その特徴は、製造工程での生磨きや焼成後の砂研磨という特殊な作業があることです。

又、200目の篩(ふるい)で水簸(すいひ※)した陶土は微粒子のため約3割も収縮します。

そのため製品は非常に硬く、たたくと澄んだ金属音を発し、使用するに従って光沢を増してきます。

無名異は元来、薬効にすぐれており、中風・胃腸病・やけど・止血剤などに効果がありました。

この無名異焼の器は、お茶・酒・ビール・コーヒーなどの味がおいしくなると注目を集めております。

※水簸(すいひ)
微粒子の粘土を調整する工程で砂や不純物などを取り除く作業。水濾し。

2003年には、国の重要無形文化財の指定を受けました。


沢山、試行錯誤して作り上げて頂きました。ありがとうございました。


まずは、極光天目のタイプです。



極光天目の釉薬は大気中の様々な要素が重なり合い出現するオーロラの様に、独特な色合いが特徴で光の当たり方で輝きが変化します。
とてもゴージャスな雰囲気を醸し出します。光の屈折によって出来る色合いを存分にお楽しみ下さい。


続いては、鈞窯のタイプです。


この紫色の鈞窯と言う釉薬は天然の藁の灰を多量に調合に使用し、窯内で酸素を極端に遮断する特殊な焼成方法により発色します。その為毎回の様に器の色合いが異なる非常に難しい釉薬です。中国・宋代~元代に焼かれた『鈞窯』。赤紫から青紫や水色と窯内の雰囲気によって様々に変化する。繊細で優美で気品があり高貴な発色と言われています。


形は、丸のイメージでコロコロしてもこぼれない起き上がりこぶしの様なゆりかごの様なイメージで作成して頂きました。絶妙なバランス感、コロコロした雰囲気が何とも言えない可愛さがあり愛着がわきます。


食洗機等の使用も可能であり(レンジですと熱くなりすぎて火傷をする恐れがありますのでご注意ください)、ビールなどの発泡系を注ぐとクリームの様なきめ細かい泡が立ち、泡が消えにくいのに驚きます。

コーヒーやお茶は勿論の事、日本酒やビール、焼酎、マッコリなどを入れて頂いても良いと思います。

吸収率0%ですので、匂い移りもなく楽しめます。


ただ、1点1点職人様が手作りで作っている為、個体差が結構あり、通販に向かないという事です。人の個性があるようにこちらのコップも個性があり、それぞれが1点ものと言う事になります。

実際に見て、感じてご自身がお好きな形をお選びいただきたいです。


コロコロと動く様や飲み物を入れた感じなどの動画はインスタグラムにて投稿していますので、そちらもご覧いただければと思います。


現在は、数量少なめに入荷していますが、好評であれば色を変えたりと定番化も視野に入れております。

皆様のご利用心よりお待ちしております。